Daringdaddy’s days

登山、トレイルランニング、キャンプ、ビール好き。ウェブベンチャーで働くお父さん。

紅葉が始まる燧ヶ岳と尾瀬、次男と一緒にテント泊トレッキング【2018/10/5-7】

昨年(2017年)の心残りはといえば、紅葉トレッキングができなかったことでした。

わざわざ、秋山登山の雑誌まで買ったのに・・・ 

秋山JOY2018 全国おすすめコースガイド ワンダーフォーゲル10月号増刊 

 

今年こそスペイン生活あわせると3年以上ぶりの、大自然の紅葉をみにいきたい!

そこで2018年10月の連休にあわせ、バルセロナ時代の友人Y(今回はじめてのテント泊登山)と秋山登山をくわだてたのでした。

 

Yからの要望として、「初のテン泊登山なのでお手柔らかに」ということで行き先候補として、鳳凰三山 or 燧ヶ岳&尾瀬があがります。

そして去年北岳をテント泊で登った次男10歳も一緒に登りたいというので、3人で行く事に。

 

燧ヶ岳テント泊登山の具体的日程

当初、アクセス面で楽な鳳凰三山が有力でしたが、台風の影響が南アルプスに強く出る事がわかったので、燧ヶ岳一本にプランを絞ります。

 

当初たてたスケジュールとしては以下の様になりました。金曜夜に出発し、前泊してからの一泊二日トレッキングです。

【1日目】
御池(06:00)・・・広沢田代(06:55)・・・熊沢田代(07:40)・・・俎嵓(09:10)・・・柴安嵓(09:30)・・・燧ヶ岳分岐(11:50)・・・見晴(下田代十字路)(12:00)[休憩 30分]・・・竜宮十字路(13:00)・・・ヨッピ橋(13:30)・・・東電小屋(13:50)・・・東電小屋分岐(14:05)・・・見晴(下田代十字路)(14:20)

【2日目】
見晴(下田代十字路)(07:00)・・・東電小屋分岐(07:15)・・・赤田代(07:30)・・・三条ノ滝分岐(08:20)・・・三条ノ滝展望台(08:25)・・・三条ノ滝分岐(08:35)・・・兎田代(09:05)・・・兎田代分岐(09:20)・・・天神田代(10:00)・・・上田代(11:10)・・・御池(11:35)

御池駐車場から時計回りに、燧ヶ岳、見晴(テント場で宿泊)、燧裏林道を経て、御池駐車場に戻るコースです。

 

読めない天気予報

しかし、皆さんご承知のとおり、今年は台風がやたらといっぱい訪れる!

あいにく当初は大丈夫そうだった燧ヶ岳も、登山予定日土曜・日曜に台風の影響が予想されるように・・・

 

なんといっても10才の子供同伴なので、危険はおかせない。

 

基本キャンセルという方針にしつつ、アプリ「登山天気」やサイト「てんきとくらす」で時間単位での風速・天気予報が表示されるのを待ちます。

 

そして、天気予報が1時間単位で表示された前日朝。(というか前泊するから、出発する日の朝)

細かくみていくと、どうやら土曜日の昼12時までに燧ヶ岳を登って下山する我々のスケジュールであれば、暴風の影響を受ける事なく大丈夫そう。

宿泊予定の見晴は高度1400メートルくらいで、そこであれば一番強い時間帯でも風速15メートル/秒と、まぁなんとかなりそう。

そして雨予報はほぼゼロパーセントとくれば、さすがに行かないと後悔しそうだ。

 

というわけで、我がパーティの決断=登山いくべし、となりました。

金曜夜出発→真夜中到着、そのまま車中泊→土曜・日曜のテント泊1泊という旅の決行が、まさかの出発当日の朝に確定したのです!

前週末に大きい荷物を整理したのみで、金曜朝時点でほぼなんも準備してないので、帰宅から2時間のあいだで一気に準備せねば!

 

前夜・金曜夜

20時に会社から帰ると、2時間でやり残していたパッキングを無理くり終えて、眠い目をこする次男と共に車で出発。

駅前でバルセロナ駐在時代の友人Yをピックアップして、22時半過ぎに旅がスタート。

埼玉から檜枝岐村にある御池駐車場まで、高速2時間+下の道2時間というハードスケジュール。

到着予定は夜中2:30である!翌朝5時起床なのに!

 

居眠りしないようにめいっぱいガムをかみまくり、普段は無口な友人Yになりふり構わず「お願いだから無理して話しかけてくれ!」と懇願し続けて、なんとかこの旅程をくぐり抜けた一行。 

 

予定通り2:30に到着した駐車場には30台ほどの車がまばらに停車。

空には信じがたいほどの星が瞬いていて、流れ星まで見られ、トイレで目が覚めた次男もふくめ3人でしばし感動。

 

その後、高いびきをかく友人Yと次男を尻目に、運転の緊張感が抜けず、まぶたを閉じる事ができない自分は缶ビールを2つ飲んで、ようやっと就寝。。。したのもつかの間、5時に起きてそそくさと登山準備。

 

6:00 御池登山口から燧ヶ岳を目指し出発

1時間くらいしか眠れていない大人2名と、6時間少々眠った10才男子。

体力的には今いちな状態だが、御池駐車場の奥にある登山口からいざスタート!

*おっさんのドアップほんとすみません

 

【1日目予定おさらい】
御池(06:00)・・・広沢田代(06:55)・・・熊沢田代(07:40)・・・俎嵓(09:10)・・・柴安嵓(09:30)・・・燧ヶ岳分岐(11:50)・・・見晴(下田代十字路)(12:00)[休憩 30分]・・・竜宮十字路(13:00)・・・ヨッピ橋(13:30)・・・東電小屋(13:50)・・・東電小屋分岐(14:05)・・・見晴(下田代十字路)(14:20)

 

思ったほど寒くない気温の中、登ります。

他の車内泊していた皆さんはどうやら、沼山峠までバスで行くコースらしく、御池登山口から燧ヶ岳に登る人はそれほどいない。

 

それほど難しいところはなく、しばらくはひたすら木々の中を登る。

荷物類を見直した甲斐あって、やたらと軽く感じるなぁ。

 

そして紅葉は、桜でいうと3分咲きくらいの紅葉具合でございます。

きれいだよ!

 

6:55 広沢田代到着

出発して1時間ほどで、燧ヶ岳山頂まで2箇所あるうちの最初の、「田代」と呼ばれる平ぺったい湿原「広沢田代」に到着します。

ここで見られる「池塘」という、湿原でみられる独特の池がとても美しいらしく、楽しみにしてきました。

 

それにしても、台風が通過するってことなので、曇りを想像してたけど、これ以上ない快晴!

 

登りが一段落し、平地の木道を歩いていきます。

ところどころに、池塘が!

 

めっちゃ美しい。

 

睡眠不足気味の次男もこの風景には笑顔。

池塘に魚がいるか探したりしてしばしまったり。

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最初の田代を通過し、また登り再開です。

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それにしても、予想に反してあっつい・・・(汗

 

4合目の札。

燧ヶ岳が2356メートルで、登山口が1400メートルくらいなので、大体、標高100メートルおきにこの札が立っている印象でした。

 

登る、登る!!

しかし、頑張って登り続けてると、徐々に絶景が見られる回数が増えてきます!

 

台風が通過するから、かなり天候を警戒してきたんですが、ほんと杞憂でよかった!

友人Yが晴れ男説。。。

これから登る燧ヶ岳も目の前に!

睡眠不足でやや不機嫌になってしまった二男も笑顔に戻ります。

しかしすっげーピーカン!

もはや寒いとか、涼しいとかではなく、暑い!!!

半袖になり、長ズボンも裾をたくし上げます。

 

7:45 熊沢田代到着

二つ目の田代、熊沢田代に到着しました。

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ほぼコースタイム通りのペースです。 

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池塘のわきの、ベンチに座れたので、休憩をとり写真タイム。

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楽園かよ。。。?!

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これ以上ないっていうほどの青空、そして空気も澄み渡っていてずーっと遠くまで見渡せます。

太陽光がまぶしすぎて、池塘に反射してまともにみえない(苦笑)

これから登る山が青空に映えまくり。

登頂意欲がモーレツに湧き起こります!!!

ちょっと休憩して、燧ヶ岳ならではの絶景を満喫したあとは、再び山頂の爼嵓(まないたぐら)・柴安嵓(しばやすぐら)に向けて歩き出す。

柴安嵓には、9時半くらいに着けたらいいなぁ。

 

燧ヶ岳のピークの一つ、爼嵓(まないたぐら)を目指す!

熊沢田代に別れを告げ、10月上旬に相応しくない暑さに耐えながら、また登ります。

さよなら池塘たち!!!

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いつも行く山よりも登山道がキッチリ整備されてて、登りやすいなぁ。

 

さっきまでいた、熊沢田代がもうあんな下まで。

それにしてもなんって美しい光景なんでしょ!

 

10才の次男のペースにあわせてちょくちょく休みながらも、登り続けます。

 

次男のバックパックは今回、ユニークなハイク・トレラン・キャンプのギアを次々と世に出しているPaagoWorksさんのBuddy22。

145センチの次男でも、快適に使えたようです。

 

そして今回のテン泊親子山行は、「本人のものは全部もってもらう」。

シュラフ(寝袋)、防寒ウェア、雨具、食べ物、ヘッドライト、エマージェンシーシート、おやつを中に格納し、シュラフシートとサンダル、水1リットルは外付けして登ります。

 

7キロくらいあるはずなんだけど体力ついたなぁ〜。

去年北岳登った時は、寝袋とシュラフシートと着替えくらいしか持たなかったのに。

7合目でパチリ。うしろに移るのが友人Yです。

 

登り続けていくと・・・

8合目通過〜

 

そして、数多くの登山ブログでみていた、ちょっと危険そうな斜面。

ここはちょっと怖いかなと思ってたけども。

足場がしっかりしていて、斜度もきつくなく、思ったほど怖い感じはなくて一安心。

 

 

そして、岩場を越えていくとようやく・・・

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よっしゃぁ!

9:20 爼嵓(まないたぐら)山頂!!!

コースタイムより10分遅れくらいですみました。

 

父も息子もうきうきで笑顔がこぼれてますw

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テン泊装備もしょって、10歳児がこのペースは素晴らしい!

爼嵓でひょっこりはんスタイル(笑

 

はるか下には、尾瀬沼が映っています!

 

 

登頂バンザーイ!

 

次なるピーク、柴安嵓(しばやすぐら)が目前にそびえたってます。

よっしゃぁ、次もいくぜ!

 

爼嵓から柴安嵓へ

最初のピークの絶景を堪能したら、次のピークへ。

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見晴のテント場がどのくらい混み合うのかわからないので、早め早めの行動を意識します。

絶景を眺めつつ慎重に下ります。

結構な急斜面を降りる・・・ということはあとでまた登らなきゃいけないよね。

小さい身体でまぁ、大人も苦労するような岩場を一生懸命に下る次男の姿。

父として、ちょっとウルッとしますね。。。

 

 

燧ヶ岳のピーク、柴安嵓(しばやすぐら)へ到着

そして、9:40 燧ヶ岳の最高点である柴安嵓に到着です!

いやー、次男よよくがんばった!

絶景が迎えてくれてます!

後ろの山々を見てください!はるか遠くまで見渡せます!

 

またもやひょっこりはんスタイルでw

 

しばし山頂を堪能。

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爼側の山頂と一緒にぱちり。

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リュックの重さから解放され、虚脱状態の父。

 

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尾瀬の湿原も緑じゃなくて黄色とオレンジの入り交じった色です。

あそこまで行くとどんな光景なんだろうか。。。?

 

10:00 下山開始し、見晴新道をくだって見晴キャンプ場へ

2連続のピークからの絶景を思いっきり堪能したので、見晴新道から下山開始です。

 

最初からいきなり岩だらけのガレ場をくだります。

浮き石が多いので気をつけるよう後方から声をかけつつ、慎重におります。

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この岩場がなければヘルメット無しでもよかったのですが、やはり安全第一ですね。

ヘルメットがあればその分、安心して色々チャレンジもできます。

(以前、自分がヘルメット購入有無を決めかねてたときのこと。100メートルくらい滑落した登山者が、全身の骨が折れたもののヘルメットをしていたが故に命は助かった、という話を雑誌で読んで以来、安全重視のヘルメット着用派です)

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親子でいったい何を見ていたのか。。。

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見晴新道はその名に反して、景色はまったくなく、泥だらけの登山道として、悪名高い道(苦笑)

ずぶずぶゾーンが多数あり、だだ下がりする一方のテンション。。。

なんとこれが2.5時間から3時間かかります。

泥道だらけで、休むところがほとんどない!リュック置いたら泥んこになっちまうので。

つらいw

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ようやく確保できた休憩スポットで、休んでお菓子を食べる次男。

 

木だらけで何もみるものもないので、他のものを写してますw

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これはなんというキノコなんだろうか。。。?→ソウメンタケ、らしい?

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紅葉が青空に映えてめっちゃ綺麗!

 

ツイストドーナツのような形状をした木。

一体どういう経緯でこんな形になるんだろ???

 

とおもえばこちらは、一度へし折れてから復活したかのような木。

ドMの星に生まれた身として、この木にはなにやら感情移入してしまいましたw

 

ただただ苦行なので、3人で「6文字以上縛りのしりとり」で気を紛らわす。

 

ようやく(何度目かの)木道に、テント場が近い事を予感していると・・・

 

よーやっと見晴に到着!

着くなり、テント場に行く前にまず生ビールで乾杯でした。

 

見晴のテント場でマッタリと過ごす

生ビールで気付けをしてから、テントを設置。

右の白くて大きいのが我が家の3人用テント、Salewa Litetrek Pro IIIです。

 

テントを張り終えて一眠りしてからは、尾瀬湿原をぶらぶらっとお散歩。

木道が整備されてるから、サンダルでOK!

 

さっきまで登ってた燧ヶ岳を眺めてまったーーーーーーり!

 

湿原内には綺麗な花がところどころ咲いてます。

これは・・・エゾリンドウかオヤマリンドウかな?

 

 

見晴にはたくさんの山小屋と、休憩所があって、尾瀬の大自然を眺めながら本当にゆったりと過ごせる素晴らしいところでした。

 

次男は、木の切り株でできた椅子を発見。

 

夜、テント場に戻るとこんなかんじ。

尾瀬の見晴、いままでのテント場と違って高度が低いため、とても暖かいです!

というか寝袋使うと暑い程!w

これはテン泊登山なのか?!

 

我が家です。

 

夜20時前には爆睡してしまい、翌朝4時に目が覚めてしまったので、次男とトイレいくついでに見晴内を散歩。

 

標高が低いから、予想してた寒さが全然ない。

こんな暖かいテント場ははじめてだな〜w

おっしゃれな小屋ですね〜

 

小屋の脇を流れる沢を覗いてみると、なんとイワナがいました!

みえますかね?

落ち葉の下に大きめのが一つ(目が光ってるのがわかりますか?)。

その左下の岩の上と、少し右側に小さいのが2匹。夜だから寝ていたのかもしれませんね。

釣り大好きで、今年からテンカラ釣りをはじめた次男は大喜び!

 

残念ながら曇ってて星はみえませんでした。

 

小雨の降る中、裏燧林道をトレッキング

2日目はこんな行程を予定してました。

【2日目】
見晴(下田代十字路)(07:00)・・・東電小屋分岐(07:15)・・・赤田代(07:30)・・・三条ノ滝分岐(08:20)・・・三条ノ滝展望台(08:25)・・・三条ノ滝分岐(08:35)・・・兎田代(09:05)・・・兎田代分岐(09:20)・・・天神田代(10:00)・・・上田代(11:10)・・・御池(11:35)

 

5時には起きてたのにコーヒー飲んだりダラダラ片付けしてたりしたら準備が遅れ、結局予定から30分遅れて7:30にスタート。

しかも小雨が降っていて、だんだん強くなっていきます・・・。

 

予定してた三条ノ滝は取り止め、見晴から御池まで最短距離で行く事にしました。その代わり下山したら温泉いくことに。

まだ最初は良かったのですが・・・雨は次第に強くなっていきます。

ほら、もうこんな濡れてしまいました。

1日目じゃなくて本当によかった。。。

 

雨で周囲も曇っているものだから、昨日のような絶景もみれず。

時折みえる綺麗な紅葉だけが素敵でした。

 

もういい加減この風景には飽きたぜ!な笑顔。

この日も6文字以上縛りのしりとりに3人で興じます。

 

変化が欲しいのでとりあえず橋で戯れる父42才と、それを苦笑しながらみる息子10才。

 

さらに別のところでも。。。

しつこく橋で戯れる父42才と、それを苦笑しながらみる息子10才。

ちなみにこのあと別の橋で、バランス崩して川に落ちかけました(辛うじて岩に手をついて助かる)。

 

裏燧林道の見所の一つ、燧裏橋。

高度ある吊り橋の上からは素敵な紅葉が見られました。

 

7時半からスタートして、3時間くらい。

次男もいいかげんびしょびしょになったけど、もう終わりが見えてるからいいか。

 

御池駐車場にようやく戻りました!

10:30、ちょうどスタートから3時間ほどです。

 

 

いや〜、燧ヶ岳と尾瀬、想像以上にすばらしいところだった!

 

友人Y、初っ端からすばらしいテン泊登山ができて満足そう。ただ、ちょっとだけ登山の先輩としては、もっと寒い夜を体験してほしかった(笑)

 

帰り際、夏に2回もお世話になった檜枝岐村内にある「かわばたキャンプ場」に立ち寄ってオーナーさんご夫婦に挨拶。

そのまま日帰り温泉「燧の湯」で登山の疲れを癒やしたあと、4時間の帰りのドライブで帰ったのでした〜

 

おまけ:今回の裏目標=荷物の軽量化

9月後半に決行した八ヶ岳トレッキング時の大いなる反省として、荷物がクソ重かったということがありました。

いままでのテン泊トレッキングでは、槍ヶ岳山頂や来ただけ山頂など一番のヤマ場は空身で行ってたので、バックパックが重すぎる影響を受けてなかったのですが、今回20キロ以上の荷物を背負って、赤岳・橫岳の岩場や鎖場や梯子などを行くのが想像以上に厳しく・・・

 

もしかして腕の力がなくなってしまうんじゃないかという懸念をおぼえたほどで。

これはマジに軽量化に取り組もうと決意。

 

下山後、こちらのような本を読んで研究したり・・・

ウルトラライトハイキング(ヤマケイ文庫)

 

全てのテン泊装備をスプレッドシートに重量と共に転記。

いつもは「あれも入れよう、念のためこれも」となるところ、1グラム単位で重さをチェックし、何が余計で何がマストだったのかを反省し、荷造りに反映。

 

結果、今回はじめて20キロを大幅に下回る17キロ(水含む)ほどで参考できました。

八ヶ岳の時は、登りの一歩一歩が本当にきつかったのですが、今回は「普通の」テン泊登山ができた気がしました・・・

 

おしまい!