登山技術
夏山でハチに刺されたとき、命を分けるのは腫れの大きさでなくアナフィラキシー。刺された後30分で「局所反応」か「全身症状」かを見分ける方法、119と横になる体位、エピペン、尿や口で吸うといった俗説の是正、そして刺されないための動き方まで。アナフィ…
登山の暑熱順化(暑気馴化)を生理から解く。暑さに強い体は当日の気合では作れず、完成に約2週間、暑さを2日離れれば1日分が失われる。だから梅雨明けの晴れ間こそ体が最も無防備。標高で涼しい山ほど無風・高湿度で暑さ指数は高い。何日で慣れ何日で失うか…
夏山の午後雷から命を守るための判断基準。なぜ午後に雷が発達するか、光と音の30-30ルールで危険圏をどう測るか、どこへ逃げ、逃げ場のない稜線でどんな姿勢をとるか。木の下の雨宿りや「金属を外す」誤解まで、気象庁・日本山岳会の資料をもとに整理した。
夏山の水切れと飲み過ぎ、両方を防ぐ水分計画。必要量は「5×体重×行動時間」で逆算し、夏は係数6〜8。水だけ飲み続けると低ナトリウム血症の落とし穴があるため、水・スポーツドリンク・経口補水液を役割で使い分ける。WBGTで暑い日を見極めて早出し、熱中症…
梅雨〜夏の増水した沢を、いつ渡っていつ退くか。水深×流速で「流される」境界を数字で持ち、退路・渡渉点・時間帯で判断する基準を整理。靴は履いたまま・ストックは上流側・ザックベルトを外すといった渡渉技術と、流された時の備えまで、公的データをもと…